
やはり元Canterbury, CrusadersでLockとしてプレーした兄・Graham Jackを追いかけるようにラグビーを始めたChrisは、すぐにその恵まれた長身とボール捌きの上手さで頭角をあらわす。
1997年に19歳以下の代表入りをした際には、未来のオールブラックス-「if」ではなく「when」と評され、その将来を約束された存在だった。
98年、99年には21歳以下の代表にも選ばれ、その99年にはCanterburyおよびCrusadersに入団。2000年までの3連覇の一翼を担う。
2001年には遂にオールブラックス入り。そのデビュー戦ではアルゼンチンを相手に、途中交代からの出場後わずか11分でトライを決めた。
2002年にもCrusaders優勝の原動力として大いに活躍し、その年の最優秀選手賞を獲得している。
順風満帆に見える彼のラグビー生活はしかし、常に過剰な期待によるプレッシャーに晒されていた。
Chrisの代表デビュー直前頃まで豪州代表を率いていた伝説的Lock、John Ealesを引き合いに出して比べられるなどメディアやファンの彼に対する期待は加熱し、この柔和で繊細な大男の心を押しつぶしていく。
2003年のワールドカップ敗退を境に彼のモチベーションは下降線を辿り、遂には代表引退を考えるようにまでなってしまう。
2004年夏、漸く精神的に立ち直った彼は再びオールブラックスのジャージに袖を通し、輝きを取り戻していく。
安定したラインアウト、ゲインラインを確実に押し上げる強力な突進力。既にオールブラックスで6年以上プレーし、精神的深手をを乗り越えた2mを越すの彼の存在は、まさにチームの大黒柱と呼ぶにふさわしい。
2006年の夏にはデビュー当時よりプレーし続けていたCanterburyを離れ、翌シーズンよりTasmanでプレーすることを選択。
2007年、周囲の期待に応えるためではなく彼自身の望みを叶えるため、自身2度目のワールドカップに挑む。
主な受賞
2002年:Kelvin Tremain記念杯 最優秀選手賞
2002年:Rebel Sport Super 12 最優秀選手賞
ニュージーランド代表歴
1997年:19歳以下代表
1998~1999年:21歳以下代表
2000年:ニュージーランドA代表
2001年~2006年:オールブラックス
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